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執筆者の写真BSAJ

高校卒業組同士の会話

先週、BSAJのメンバー2人が晴れて各々の高校を卒業しました!パチパチ。卒業直前に卒業組の二人に高校生活、大学への抱負等についてのインタービューをしてみたので、是非読んでみてください!


卒業組紹介:

山本麟太郎

ボストン郊外にあるThe Fessenden School卒業後、高校一年生からの三年間コネチカット州にあるSuffield Academyに在学する。高校で頑張った事は、スカッシュの練習、授業に遅れない事、頑張り過ぎない為のストレスマネジメントです(大真面目)。大学はメイン州にあるコルビー大学に進学予定です。

高橋美貴

都内のインターナショナルスクールからマサチューセッツ州にあるThe Governor’s Academyに高校一年生から進学。高校時代は、バレー、テニス、ジャズバンド(alto saxophone)を頑張ってました!大学はフランスにあるパリ政治学院に入学予定です。


卒業直前で感じている事って?

麟太郎:

学校に関してはあまりないのですが、夏の過ごし方や学校の友達に会いに行く予定、夏にやりたい仕事の心配事はあります。大学の事は夏休み終わり頃には考え始めると思います。

あと、日本に着いた時のバスの心配、夜ご飯何食べようとかって感じですね。

この夏の3カ月や大学生活での意味のある過ごし方を考えてます。


美貴:

淡白だね(笑) 私は卒業式に被る角帽のデコレーションの事考えてます。アメリカの高校ではよく、角帽に自分なりのデザインをするんです。自分が入学する大学のロゴを入れたり、座右の銘を書いてみたり。毎年、先輩方が丹精込めて作っているのを見て、自分も思い入れがあるものを作りたいなって思ってます。


一番の思い出は?

麟太郎:

スカッシュでジョナサン(僕が勝手に中学時代からライバル視している人)に初めて1ゲーム取った高三の冬です。サッフィールドに入学を決めた最大の理由が彼に勝つ事だったので、この瞬間は感慨深いものがありました。中学時代は彼に11-0,11-1とかで相手にもされなかったんですけど、陸上では五分五分で意識し合ってましたね。

あとは、ピザを頼んで夜中に友人達と語りながら過ごした事でしょうか。特に何を話したとか、内容が印象的というよりは、その雰囲気や瞬間が共有できた事に強い幸福感があったのを鮮明に覚えています。


美貴:

麟太郎君もスポーツ頑張ってたんだね!

私も一番の思い出としてパッと出てくるのは、スポーツ関連の事ですかね… 特に、バレーボールでNew England Championshipのファイナルに行けた事!今年は特に大変な年で。バレー未経験者が3人も入ってきたり、チーム内でいざこざがあったり、私自身は喘息になってしまったり... 私が日本の学校にいた時に経験した体育会系部活ではチームメイトは協調性のある生徒が多くて色々スムーズにいったのですが、今年のチームは個性豊かで... 我が強い子から気が弱いナーバスな子まで色々で。チーム内で何回も(限りなく喧嘩に近い)討論をしたのを覚えています。でも、結果的に彼女たちがこの3年間の中で自分にとってすごく近しい存在になってました。結局準優勝で終わってしまったんですけど、最後に皆で力出し尽くしきれたかなって思います!


入学当初の思い出は?

麟太郎:

荷物運びに疲れたのを覚えてます。日本から持ってきた物、アメリカで買った物をキャンパスに運んで、部屋に入れて、荷解きして、整理して... 僕を含めた海外からの留学生はこれら全てを一人でこなさなきゃいけないので、疲れながらもこれから頑張らなきゃなって奮起してました。

あとは、サッカーのトライアウトで疲れたり緊張したりしていました。Varsityという日本でいう一軍のチームでプレイする為には、トライアウトに合格しなければいけなくて。その年からVarsityでプレーできたのですが、プレイオフ中はチームに入るために頑張ってました!(コーチに中学のサッカーじゃないんダァ!って怒鳴られてたのも今では良い思い出ですね。)

あ、あとめちゃくちゃ暑かったです。クーラーあれば良いと思いました。


美貴:

アメリカの新学期の時期って暑いよね!寮にクーラー付けるべし...

私の場合、入学当初は緊張しかしてなかったです(笑)皆から一年遅い10年生からの入学だったので、友達グループがもう成立してるんじゃないか、バレーやテニスで上手く活躍していけるか、ルームメイトと仲良くなれるか、先生早口だったらどうしよう...等々。今から考えたら心配無用な事から、心配すべき事まで。初めての事ばかりだったので、これからの三年が楽しみでもあり怖くもあったのを覚えています。


卒業後、何を一番懐かしく思う?

麟太郎:

卒業して大学生になったら余り懐かしむ事、寂しくなる事は無いと思います。近しい友人達とは夏に会うので心配してないです。

学校に戻って来たり、ばったり当時の(現在のクラスメイト)に会ったりしたら少しは懐かしむのかなとは思います。


美貴:

学校で出会った人です。麟太郎君の言った通り、仲の良い友人とはこれからも接点を持ち続けると思うんですが、先生方や先輩後輩を含めて、私がガバナーズで出会った人全員に必ずしもまた会えるとは限らないので、それを考えると少し切ないです。

あとは、規則正しい生活ですかね... 学校の期間はびっちりスケジュールが埋まってたので、夏になると何すれば良いか分からなくなる気がします。なるべく忙しいアルバイト見つけなきゃですね!


それぞれの学校の卒業式の伝統

麟太郎:

サッフィールドでは毎年屋外で卒業式してます。天気の悪い年は体育館とかだったりするので少しテンションが下がっちゃいますが、天気が良い年は卒業式に来てくれる自分の家族や友人にサッフィールドの美しいキャンパスを肌で感じてもらえるので、晴れる事を願います!

あと、卒業生皆んなで葉巻を吸う事がうちの学校でのユニークな伝統ですかね。日本人からすると、ビックリ!って感じだと思うんですけど、卒業する僕たちにとっては大人の階段登るっていう意味合いもあって大事な儀式なんです。


美貴:

サッフィールドの葉巻の伝統ってボーディングの中でも結構有名だよね。

うちの学校では、”jump the wall”っていう儀式があって。聞こえが良いだけで実際はそこまで壮大でカッコイイ感じの伝統ではないんですけど... 校内にちょっとした段差があって、そこを私たちは ”wall”「壁」って読んでるんです。卒業生達はdiplomaを貰ったあと、仲の良い友人達と手を繋いだり、シャンパン開けたり、風船飛ばしたりしながらその段差をジャンプして乗り越えるんです。誰とどうやってジャンプするか、毎年卒業生はギャーギャー騒いでます(笑)今年は自分達の番なんだなって考えると少しうるっとしますね...


卒業する上で一番楽しみな事、嬉しい事

麟太郎:

Quality food! あと、長い夏休み!

大学でアメリカに戻るまでの三ヶ月間たっぷりお休みなので、ゆっくり+充実した休みにしたいですね。日本は食べ物が美味しいので、今から楽しみです。


美貴:

自分なりの夏休みを過ごす事です。今までもサマープログラムに参加したり、ボランティアをしたり、受験勉強をしたり… 夏休みは常に充実していたのですが、今年は自分でする事を考えていく感じになると思うので、それが楽しみです。今は友人を訪ねに海外に行く事が一番楽しみですね!


大学に向かっての抱負!

麟太郎:

精一杯!大学生活を楽しみたいと思います!


美貴:

私はフランスの大学に進学する予定なので、今までと異なる環境、言語、文化の中で自分ができる最大限のチャレンジがしたいです。ビクビクしていたら何も始まらない、という事を高校で学んだので! ここで一枚ガバナーズでの卒業写真を...



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